年間ベスト10!

2015年1月14日 (水)

2014年映画ベスト10


*有坂塁の10本


【外国映画】

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① 『グランド・ブタペスト・ホテル
② 『ゴーン・ガール
③ 『フランシス・ハ
④ 『やさしい人
⑤ 『MUD ーマッドー
⑥ 『100歳の華麗なる冒険
⑦ 『チョコレートドーナツ
⑧ 『ニンフォマニアック vol.1
⑨ 『誰よりも狙われた男
⑩ 『her 世界でひとつの彼女


【日本映画】

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① 『おとぎ話みたい
② 『ぼんとりんちゃん
③ 『FORMA
④ 『ニシノユキヒコの恋と冒険
⑤ 『ほとりの朔子
⑥ 『イヌミチ
⑦ 『抱きしめたい -真実の物語-
⑧ 『るろうに剣心 伝説の最後編
⑨ 『ホームレス理事長
⑩ 『Seventh Code


 「アメリカ映画が元気です!
 ウェス・アンダーソンとデヴィッド・フィンチャーは、
 今作を持って“巨匠の仲間入り決定!”と
 言いたくなるほどの完成度とオリジナリティに興奮。
 『6才のボクが、大人になるまで。』『インターステラー』
 『ラッシュ プライドと友情』『ウォルト・ディズニーの約束』
 『イントゥ・ザ・ストーム』など、
 他にもベスト10候補作が多数あったアメリカ映画は、
 アートとビジネスのバランスが良くなってきた印象。

 日本映画は若手監督が元気です!
 トップランナーは若き天才、山戸結希。
 彼女の前のめりなエネルギーが爆発した本作。
 “出戻り文化人”はじめ、
 独特すぎる言語感覚にも大きな可能性を感じます。
 小林啓一と坂本あゆみという、
 才能あふれる新鋭監督も要チェックですよ!

 『抱きしめたい〜』はダマされたと思ってぜひ。
 怖い怖い映画です。」
                   ー有坂塁


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*渡辺順也の10本


【外国映画】


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① 『ある過去の行方
② 『パラダイス:神
③ 『チョコレートドーナツ
④ 『アクト・オブ・キリング
⑤ 『グランド・ブタペスト・ホテル
⑥ 『罪の手ざわり
⑦ 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス
⑧ 『ニンフォマニアック vol.2
⑨ 『フランシス・ハ
⑩ 『ホドロフスキーのDUNE


【日本映画】

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① 『夢は牛のお医者さん
② 『紙の月
③ 『私の男
④ 『愛の渦
⑤ 『ぼくたちの家族
⑥ 『小さいおうち
⑦ 『サッドティー
⑧ 『ニシノユキヒコの恋と冒険
⑨ 『60万回のトライ
⑩ 『ほとりの朔子


 「『ニンフォマニアック』はまさかのコメディ(笑)、
 ダークホースの『パラダイス』シリーズ、
 ドキュメンタリーの力強さと、2014年も個性的な作品を
 またまた堪能することができました。

 今年もどんな出会いがあるのか、
 楽しみが止まらない!」
            ー渡辺順也

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2014年1月 8日 (水)

2013年映画ベスト10


*有坂塁の10本


【外国映画】

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① 『3人のアンヌ
② 『グッバイ・ファーストラブ
③ 『ウォールフラワー
④ 『女っ気なし
⑤ 『ホーリー・モーターズ
⑥ 『フライト
⑦ 『わたしはロランス
⑧ 『パッション
⑨ 『トゥ・ザ・ワンダー
⑩ 『欲望のバージニア


【日本映画】

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① 『親密さ
② 『かぐや姫の物語
③ 『ペタル ダンス
④ 『フラッシュバック・メモリーズ3D 爆音ヴァージョン』
⑤ 『恋の渦
⑥ 『「また、必ず会おう」と誰もが言った
⑦ 『ペコロスの母に会いに行く
⑧ 『標的の村
⑨ 『横道世之介
⑩ 『箱入り息子の恋


 「ブラボー!ホン・サンス!
  『3人のアンヌ』は観ている途中で1位が
  決定してしまうほどに自分好みの作品でした。
  脱力感あふれるユーモアと、エッジの効いた映像表現が
  自然に共存し、なによりも映画自体が、
  のびやかで、どこまでも自由で、
  楽しい気分に満ちあふれているのです!大好き!
 
  ミア・ハンセン=ラブ、ギヨーム・ブラック、
  グザヴィエ・ドランの
  恐れ知らずの才能にハートを鷲掴みにされ、
  しかしどんな若者よりも大胆不適な映画を撮ったのが、
  大御所であるカラックス&ゼメキス&デ・パルマ
  だという事実。映画は本当に奥が深い。

  日本映画の1位は、
  映画表現の新たな可能性を切り開いたと言ってもよい
  255分の感動的な映画体験『親密さ』を。
  ぜひ、濱口竜介監督には注目していてください。
  世界の映画祭に名を轟かすのも時間の問題!
  と、個人的に超・超期待をしています。 

  それにしても『かぐや姫の物語』はスゴすぎた!
  大傑作!」 ー有坂塁


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*渡辺順也の10本


【外国映画】

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① 『ジャンゴ 繋がれざる者
② 『シュガーマン 奇跡に愛された男
③ 『わたしはロランス
④ 『危険なプロット
⑤ 『悪いやつら
⑥ 『きっと、うまくいく
⑦ 『ゼロ・グラビティ
⑧ 『ホーリー・モーターズ
⑨ 『少女は自転車にのって
⑩ 『ムーンライズ・キングダム


【日本映画】

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①『フラッシュバック・メモリーズ3D 4Dヴァージョン』
② 『立候補
③ 『そして父になる
④ 『風立ちぬ
⑤ 『かぐや姫の物語
⑥ 『凶悪
⑦ 『許されざる者
⑧ 『東京家族
⑨ 『夢と狂気の王国
⑩ 『かしこい狗は、吠えずに笑う


 「日本映画はジブリイヤーな2013年。
 ジブリ関連作品が3作品もあり、宮崎監督も引退宣言。
 興行収入のTop3が全てアニメというすごい年。
 でも日本映画1位は、3D映像に合わせて生演奏する
 まさかの4D体験(笑)

 それにドキュメンタリー作品の当たり年!
 『立候補』にあんな考えさせられて、
 『シュガーマン』の奇跡を見せられて。
 ほかにも10位内に入らなかったけど
 たくさんの良作に出会えました。

 ウェス・アンダーソンは世界観に磨きがかかり、
 タランティーノの面白さは健在で、
 カラックスもオゾンもみごとな進化を遂げた。
 グザヴィエ・ドランと渡部亮平は20代半ばの恐るべき才能。
 ん~、たまらん。」  ー渡辺順也

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2013年1月 7日 (月)

2012年映画ベスト10


有坂塁の10本


外国映画
1. 『テトロ 過去を殺した男
2. 『ミッドナイト・イン・パリ
3. 『ル・アーブルの靴みがき
4. 『ルビー・スパークス
5. 『ジェーン・エア
6. 『SHAME
7. 『次の朝は他人
8. 『幸せへのキセキ
9. 『メランコリア
10. 『リンカーン弁護士


日本映画
1. 『5windows
2. 『Her Res〜出会いをめぐる試問3本立て
3. 『ライク・サムワン・イン・ラブ
4. 『桐島、部活やめるってよ
5. 『ひとつの歌
6. 『nico
7. 『DOCUMENTARY OF AKB48 Show must go on
8. 『ヒミズ
9. 『聴こえてる、ふりをしただけ
10. 『キツツキと雨


 「監督の年齢という点において、
 対照的となった、僕のランキング。

 50歳を超えるベテランが奮闘した、外国映画部門。
 上位のコッポラとW・アレンはともに70代で、
 カウリスマキは55歳。
 その輝かしいキャリアの中でも、
 円熟の境地に達した、最高級の映画を作り上げた3人。
 その夢のような嘘のつき方に拍手!

 対して日本映画は、
 次代を担うフレッシュな才能があふれ出ました。
 とくに、瀬田なつきさんと山戸結希さんという、
 ふたりの天才女性監督。
 独特の浮遊感と軽やかさに感じた、アカルイミライ。
 彼女たちは、楽器を演奏するように、映画を作る!」 
 ー有坂塁


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渡辺順也の10本


外国映画
1. 『メランコリア
2. 『籠の中の乙女
3. 『テトロ 過去を殺した男
4. 『ミッドナイト・イン・パリ
5. 『別離
6. 『アーティスト
7. 『人生はビギナーズ
8. 『ル・アーブルの靴みがき
9. 『アイアン・スカイ
10. 『ザ・レイド


日本映画
1. 『桐島、部活やめるってよ
2. 『ライク・サムワン・イン・ラブ
3. 『ヒミズ
4. 『ふがいない僕は空をみた
5. 『夢売るふたり
6. 『DOCUMENTARY OF AKB48 Show must go on
7. 『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
8. 『おおかみこどもの雨と雪
9. 『先生を流産させる会
10. 『鍵泥棒のメソッド


 「2012年も素晴らしい作品にたくさん出会えました。
 洋画はベスト10に七カ国が入り国際色豊かなものに。

 カウリスマキはフランスで撮っても、
 カウリスマキワールド(笑)。
 ウディ・アレンはもう名人芸。
 『メランコリア』には圧倒され、
 日本映画でも『桐島、部活やめるってよ』は、
 海外に自慢したいくらいの頼もしさ。
 見逃した作品もあるけど、これが今回のベスト。」
 ー渡辺順也

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2012年1月11日 (水)

2011年映画ベスト10


2011年公開の新作映画の中から、
有坂、渡辺、それぞれのベスト10を発表します。
リバイバル映画は対象外です。

各作品、予告編にリンクを貼っていますので、
ぜひ内容を確認してみてください!


◎ 有坂塁のベスト10

外国映画
1. 『ソーシャル・ネットワーク
2. 『トスカーナの贋作
3. 『永遠の僕たち
4. 『アイム・ヒア
5. 『さすらいの女神たち
6. 『SOMEWHERE
7. 『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
8. 『家族の庭
9. 『風にそよぐ草
10. 『ラスト・ターゲット

日本映画
1. 『サウダーヂ
2. 『Peace
3. 『マイブリッジの糸
4. 『吉祥寺の朝日奈くん
5. 『友川カズキ 花々の過失
6. 『トーキョードリフター
7. 『CUT
8. 『モテキ
9. 『監督失格
10. 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん


◎ 渡辺順也のベスト10

外国映画
1. 『ウィンターズ・ボーン
2. 『英国王のスピーチ
3. 『ゴモラ
4. 『ヒア アフター
5. 『ソウル・キッチン
6. 『SOMEWHERE
7. 『ソーシャル・ネットワーク
8. 『昼間から呑む
9. 『アリス・クリードの失踪
10. 『宇宙人ポール

日本映画
1. 『エンディングノート
2. 『婚前特急
3. 『劇場版 神聖かまってちゃん
4. 『冷たい熱帯魚
5. 『マイブリッジの糸
6. 『奇跡
7. 『マイ・バック・ページ
8. 『モテキ
9. 『ステキな金縛り
10. 『星を追う子ども


※ 2010年のベスト10はこちら


追記:見逃していたトルコ映画『蜂蜜』を先ほど鑑賞。
   昨年中であれば、ベスト10入り間違いナシな、
   美しい作品でした。   (1月13日 有坂塁)


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2011年1月 3日 (月)

2010年ベスト10


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年の最初は、映画ベスト10の発表です。
2010年に公開された映画の中から、
キノ・イグルーのふたりが独断と偏見で、
洋画・邦画10本ずつを選んでみました。
こうして並べると、それぞれの性格がよくあらわれるものですね。
みなさんのお気に入り映画も入っているでしょうか?


◎ 有坂塁のベスト10

外国映画
1. 『ブロンド少女は過激に美しく』
2. 『あの夏の子供たち』
3. 『かいじゅうたちのいるところ』
4. 『(500日)のサマー』
5. 『シルビアのいる街で』
6. 『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』
7. 『バッド・ルーテナント』
8. 『ルンバ!』
9. 『第9地区』
10.『ミックマック』

日本映画
1. 『告白』
2. 『半分の月がのぼる空』
3. 『アウトレイジ』
4. 『ゲゲゲの女房』
5. 『SR サイタマノラッパー2』
6. 『海炭市叙景』
7. 『マザーウォーター』
8. 『スイートリトルライズ』
9. 『板尾創路の脱獄王』
10.『ノルウェイの森』


◎ 渡辺順也のベスト10

外国映画
1. 『抱擁のかけら』
2. 『インビクタス -負けざる者たち-』
3. 『フローズン・リバー』
4. 『ウディ・アレンの夢と犯罪』
5. 『バッド・ルーテナント』
6. 『シングルマン』
7. 『渇き』
8. 『ミックマック』
9. 『ハートロッカー』
10.『第9地区』

日本映画
1. 『告白』
2. 『アウトレイジ』
3. 『トイレット』
4. 『442 日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍』
5. 『必死剣鳥刺し』
6. 『オカンの嫁入り』
7. 『武士の家計簿』
8. 『おとうと』
9. 『借りぐらしのアリエッティ』
10.『パレード』


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